昔から、子供は大好きです。

しかし、

子育てと仕事を両立するつもりは・・・

ありませんでした。

もっと、言うならば・・・

男は必死に仕事をして金を稼いでくる

女は子供と家庭を守る

なんて、古風な考えを持った男でした。

そんな私が・・・

881グラムで産まれた娘

持つことがキッカケで

子育てと仕事の両立への

シフトチェンジに成功しました。。

九州の鹿児島で育ちで

高校卒業を機に東京に出て来ました。

色々な事を経験してみたいと

あえて就職活動をせず、

様々な仕事に従事しながら

働く事、お金を稼ぐことの

大変さと喜びを知りました!

いくつもの仕事を掛け持ちしたり、

拠点を地方(福岡、茨城等)や

海外(アメリカ)に変えたりしながら

50を超える様々な業種を体験する中で

得た経験は何物にも代えがたく

今の自分に大きく影響しています。

この時点で私の口癖は・・・

大統領の様に働き

王様の様に遊ぶ

死ぬほど働いて、寝ないで遊ぶという

バブル期の残骸(苦笑)

仕事人間でした。

30で起業

30歳になるのを機に、

自分で起業したいと思い立ち

過去の経験を活かし

ビルの設備会社を立ち上げました

起業当初こそ大変でしたが・・・

起業して10年過ぎる頃には

経営、実務を握って頑張っていく中で

気持ちやお金、時間にも余裕ができました。

そして、仕事を理解してくれる妻と

結婚もできました。

24時間、365日仕事人間?

結婚しても働くことは大好きでした。

もちろん、休日をとることはしていました。

しかし、ビルの管理をしていて

病院やビジネスホテルなど

24時間の対応が求められる仕事である為

夜中でも休日でも

電話があればいつでも、すぐに

駆けつけていましたし、

苦にもなりませんでした。

「いつでも呼んで下さい!」

・・・と笑顔で帰るほどでした。

結婚記念日の食事の夜にも

妻との1年目の結婚記念日に食事をしよう!

・・・と、ちょっとおしゃれな高級レストランを

予約していました。

お店が見えて、あと1分足らずで到着

ここで携帯が鳴りました。

「藤村さん、来れる?」

お客さんの言葉に・・・

「大丈夫、すぐ行きます!」

妻はちょっとビックリしていましたが

そんなことはお構いなし、

その場でお店にキャンセル連絡をいれて

「ごめんね、仕事だから」

と妻を電車で帰らせて仕事に行きました。

仕事を終えて家に帰ると

妻がご飯を作って待っていてくれました。

申し訳ないと思いつつも

仕事だから・・・

と大義名分を頭の中で唱えていました。

私は妻に甘えていました。

そして、そんな私を妻は支えてくれていました。

妻の妊娠

こんな仕事中心の生活のなかで、

紆余曲折ありながら

妻が妊娠しました!

あと、2カ月もすれば子供が産まれてくる。

さぁ、これからって時に・・・

人生を大きく変える出来事が

ドミノ崩しの様に起こりました。

それは・・・

妻の緊急入院、緊急出産

妻が妊娠中毒になり、

急激な血圧上昇で母子ともに危険

と告げられました。

緊急入院をして、

その1週間後には緊急出産でした。

881gで産まれた娘

緊急出産した娘は881gという

超低体重

超未熟児

という肩書を持って産まれました。

そして、NICU(新生児集中治療室)で

24時間、完全看護体制でのスタートでした。

この時、担当の看護師さんが

私を呼び止めてこう言いました。

「お父さん、お忙しいとは思いますが

奥さんにだけ任せることなく、

できるならば毎日でも

面会に来てあげてください。」

私は間髪入れず・・・

もちろんです!

そのつもりでいます!

・・・と力強く答えましたが、

現実は大変でした。

実は、この病院は妻の里帰り出産

住んでいる家から片道70Km

高速道路と使って1時間半から2時間

かかる場所でした。

また、NICUという特別な環境の条件で

面会は夕方6時からの2時間だけでした。

最大の難関は仕事のスタイル

24時間、365日で働いていた

仕事人間の私が

子供の面会の為に

毎日、夕方4時には仕事を上がり

病院に行くためにはどうしたらよいか?

もう、働き方改革

・・・なんて言ってられません。

仕事に対する考え方を

1から考え直し、

状況をすべて変えていくしか

ありませんでした。

仕事人間からの脱却

仕事人間から脱却するために

スケジュールの調整

仕事の分担

仕事のやり方、進め方

お客様とのやりとりの方法

営業方法

など、現実的にやらなければ

いけないことは山ほどありました。

しかし・・・

本当に最初にやらなければならないこと

この3つでした。

①決意する

頭の片隅で

でも、無理かも・・・

できなくても仕方ない・・・

仕事だから・・・

と、気持ちがブレていましたが、

生まれてきた娘のために

仕事のやり方、考え方を変えていく。

・・・と100%の決意をすることで

気持ちがブレることも

迷うことも無くなりました。

②プライドを捨てる

つまらないプライドは

捨てることにしました。

仕事人間だった私の

プライドは・・・

人にお願いしたくない

頭を下げたくない

・・・でした。

人に頭を下げてまで

何かをするなんて

かっこ悪い

人に頼っている奴なんて

・・・と本気で思っていました。

でも、そんな

くだらないプライドのために

守るべきものが守れない

・・・のであれば

つまらないプライドは

捨ててしまおうと決心しました。

③周りに協力をお願いする

決意をして

くだらないプライドを捨てる

ことで・・・

自分に素直になり

親や、仕事仲間

仕事のお客様に

現状を理解してもらい

協力をお願いすることが

できました。

もちろん、中には・・・

そんなの奥さんの仕事でしょ?

奥さんに頭上がらないの?

何でそれに協力しなきゃいけないの?

・・・と、最初は

理解してもらえないことも

ありましたが・・・

自分のやるべきことを

必死でやっていると

だんだんと変わっていきました。

一ヶ月もすると

お客さんの方から・・・

『藤村さん、時間大丈夫?

あとは明日でもいいよ』

と声を掛けてもらえるほどになりました。

感謝しかありません。

娘は3ヶ月で何とか退院することもでき、

現在では元気に走りまわっていて

生まれた時の状況を話すと

ビックリされるほど

すくすく育っています。

これもひとえに

私が頑張ったから

・・・ではなく

周りの協力があったからです。

私が、仕事人間から脱却できたのも

周りの方の協力なしには

ありえませんでした。

本当に・・

感謝、感謝です。

最後に・・

私の考えが1番

・・だとは思っていません。

その人、その家庭によって

価値観や考え方はそれぞれです。

私は『こう在りたい』という

軸を持って頑張っているのであれば

どんな考えであろうが

どんな仕事の仕方だろうが

どんな家族の形だろうが

ありだと私は考えています。